びわ狩り豆知識

房州びわ 摘み取り

房州びわの産地は千葉県でも南房総市付近から館山市にかけての東京湾沿岸の一部の地域に集中しています。 温暖な気候がびわの栽培に適していたようで、潮風の吹き上げる山の斜面にはたくさんの『びわ山』が存在しています。 地元では『びわ園』と呼ばず、『びわ山』と称されることからもわかるように、ほとんどのびわが山の斜面にあります。

やまげんは摘み取り園としての機能を考えて、平地の畑にびわを植えて育てています。県の農業試験場の方など先達 のプロフェッショナルの指導をいただきながら、おいしいびわを皆さんに味わっていただけるよう、努力しています。


びわの果実は水気が多く、とても柔らかで傷つきやすい果物です。是非優しく扱ってあげてください。

房州びわの秘密

びわの花.bmp(20743 byte) 摘み取り風景

丸くて大きい房州びわ、地元の方は流しの上で立って食べるといわれるほど、皮をむいた実はみずみずしいです。 その大きさの秘密は丁寧な管理と温暖な気候です。

冬の初めにびわの花が咲くと、まず花の段階で摘花をおこないます。その後実が小さいうちに、選別、よりすぐりの おいしい実にだけ、一つ一つ袋をかけてゆきます。

花が咲いてから甘くておいしい実がなるまでの半年間、ゆっくり大切に育ったびわ。是非色濃く甘く実った 完熟びわのおいしさを味わってみてください。

びわに手が届く理由

びわと手 びわの木

○ 枇杷の木は10メートルほどになる背の高い木です。袋かけや収穫などの作業にはしご を使う方々も多くいらっしゃいます。

やまげん枇杷がり園では、お客様の安全を考えて、手を伸ばせる位の高さで摘み取れるように、 剪定して育てています。